君の魔法がとける瞬間(とき)



「しっかりしてよね〜!英語は段々上達してるのに、中身はまだまだお子ちゃまね♪」




「もぉ〜!からかわないで下さいよぉ!じゃあ行ってきますね」




「いってらっしゃい!気をつけてね!」




「はぁい!」




私は無事、飛行機に乗ることができ、ようやく日本に着くことができた。




「やっぱり日本はいいなぁ〜!」



日本の空気を目一杯吸って、私はみんなが待つあの場所へと向かう。





「おかえり。佑月」



この声…。私が一番大好きな声。



私は笑顔で振り返る。





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