君の魔法がとける瞬間(とき)
「俺様がこれからも、お前と一緒にいてやる。お前は俺が面倒を見てやらなくちゃな。俺がもう少し…男として成長できたら…俺と結婚して欲しい」
「……………………」
今…頭の中が真っ白。
目の前に写る、大好きな人を見つめるだけで精一杯…。
「返事は?」
あなたに返事を求められたら…
いつだって、答えは一つしかない。
「い……………YES。」
「おい!フェイントかけんな!焦った〜!」
「碧空さん!大好き〜!」
私は、走って碧空さんの胸に飛び込んだ。
もう、離さない。
私は、気づかないうちに、あなたという恋の魔法をかけられてしまったみたい―…
〜END〜