君の魔法がとける瞬間(とき)
「佑月〜!堂々としてたじゃないか。感心したよ。やれば出来るじゃないか〜」
「は、はぁ…ありがとうございまっ…」
思ってたより相当緊張してたみたい…。
終わった途端、急に腰がぬけてしまった。
「おっと大丈夫か?」
倒れそうになった私を助けてくれたのは、陽斗さんだった。
「あ…すみません」
「大丈夫かぁ〜佑月?言ってなかったけど、このメンバーだけの特別ルームがあるんだ。そこに入れるのはキミ達だけだから、佑月、お前も自由に使っていいぞ」
学校に特別ルーム…?
本当にこの学校は分からない事だらけ…。
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