君の魔法がとける瞬間(とき)




愛舞さんは、私の頭をバシッと叩く。




「お前、鈍すぎ!カメラだよカメラ!勝手に写真撮られちゃったりすんの!」




そう言って愛舞さんは、


手でカメラの形をつくり写真撮る真似をする。




「あぁ!!勝手に撮られちゃうんですね…。怖いです…」





「まぁな。だからお前も、気をつけな」




「私は…撮られたりすることはないと思うけど…」






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