君の魔法がとける瞬間(とき)


「じゃあ〜5人は並んでもらおうか〜」


カメラマンさんの指示に従う。



「笑顔つくって〜」



"パシャ"


フラッシュの光がとても眩しく感じた。




「ちょっと〜!佑月さん!笑顔固すぎ!それじゃいい画はとれないよ」


「はい…!」


何回やっても怒られてしまう…。


一度休憩を入れることになった。



「皆さんすみません…」


フンッと
鼻で笑うような態度の碧空さん。


"やっぱりな"
そう思われても仕方ないくらいに私はグダグダだった。





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