君の魔法がとける瞬間(とき)



「そうか、お前もか。てか俺ら結構な感じで初絡みじゃね?よろしくな、新メンバー!」




「あ!よろしくお願いします!」




「初絡みの奴に、裏の自分を打ち明けてしまったぜ…。お前のせいだぞ!じゃーな、新人くん」





そう言って響さんは、また電話を手にとる。



「はぁ〜い!ユキチャン?」



また違う女性だよ…。
感心するような、しないような。




でも響さんと、いろんな話ができてよかったな…




「なに、ニヤニヤしてる?」



「うわぁ!」


いきなり声をかけられビックリした私は、ジュースをこぼしてしまった。





_
< 67 / 338 >

この作品をシェア

pagetop