君の魔法がとける瞬間(とき)
「そうか、お前もか。てか俺ら結構な感じで初絡みじゃね?よろしくな、新メンバー!」
「あ!よろしくお願いします!」
「初絡みの奴に、裏の自分を打ち明けてしまったぜ…。お前のせいだぞ!じゃーな、新人くん」
そう言って響さんは、また電話を手にとる。
「はぁ〜い!ユキチャン?」
また違う女性だよ…。
感心するような、しないような。
でも響さんと、いろんな話ができてよかったな…
「なに、ニヤニヤしてる?」
「うわぁ!」
いきなり声をかけられビックリした私は、ジュースをこぼしてしまった。
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