君の魔法がとける瞬間(とき)
有名人デビュー
「お〜集まったか」
理事長の指示で集められた私たち。
「大事な用ってなんですか」
「それがな……」
理事長はいきなり黙り込む。
その顔はとても…ニヤついていた。
「それが何なんだよぉ〜!気になるじゃんか理事長〜!」
愛舞さんは、そう言って理事長をポカポカ叩く。
「こら!イブ!」
それをお母さんのように止める陽斗さん。
「で、何なんだよ?」
碧空さん…
真剣な眼差し。
悪ふざけは止めろ、って思ってるんだろうなぁ…。
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