君の魔法がとける瞬間(とき)
「え!?」
司会の人も、台本にはなかったようで、すごく驚いていた。
「…いいでしょう!面白い!それでは、AIRISのステージをお楽しみ下さい!」
最初は戸惑っていた司会の人もノッてくれた。
「僕たちのステージ!みんな楽しんでね〜!」
愛舞さんが、さらに会場を盛り上げる。
それから私たちは、五人全員で三曲くらい歌を歌った。
ビックリしたけど、すごく楽しい!
人に歌を聞いてもらえるってこんなに気持ちいいんだ…!
歌の合間に、愛舞さんのブレイクダンス。
まるで打ち合わせしてたんじゃないかってくらい…
ステージは完璧だった。
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