君の魔法がとける瞬間(とき)




「ハルさーん?あ!ここにいた!ここのボス倒せないんだけど!攻略本どこだっけ?」




「陽斗!お前の服ちょっと貸して!今日はお前のファッションで行く♪」




「ハル〜、オッサン呼んでっぞ!何か用なんじゃね?」



…………
………………



「あはは!陽斗さん、皆さん呼んでますよ!」



私のクラスには、いつの間にか五人揃っていた。



クラスの歓声は最高潮…。


隣の、そのまた隣のクラスの人たちも見に来ていて、いつの間にかクラスは人でいっぱいだった。




「あれ?お前と話そうと思ってきたのに…
大騒ぎになっちゃったな」



陽斗は苦笑いを浮かべていた。






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