君の魔法がとける瞬間(とき)
「はぁ〜疲れた。
でも、私すごく悪い事してる…」
お風呂に入って今日の反省会。
私、このまま男のふりなんてしていいのかな。
わかんないなぁ…
お風呂から上がり、急いで着替える。
「誰か入ってる?」
扉の向こうで声がする。
やばい!碧空さんだ…!
「あ…!はい!入ってます!」
「浅香佑月か。早く出ろよ」
「はい!」
相変わらず、冷たい…。
「すいません、上がりました!」
すると碧空さんは、何故だか私の顔をじっと見る。
陽斗さんといい、碧空さんといい…
なんなの〜?!
「何か…ついてます?」
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