暗殺者と姫の逃避行

脱走


「おい、お前。何があっても俺の前には出るなよ。守ってやっから安心しとけ。」


初めて会ったのに全て任せてしまおうと思えるのは何故?


けれど守られるだけは嫌。
私も抗おうと決めたのだから・・・。


「きゃ。」


いきなり抱っこされてる・・・。
しかもお姫様だっこ!


「悪い。これからスピード出すからしっかり捕まっとけよ?」


けどなんか嬉しいのは気のせいかしら・・・。
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