言ノ葉。
目を覚ますと、やたらと
白い調度品で埋め尽くされた


部屋が視界に入った。 ・・保健室?
そういえば、濡れ衣を被せられて、


意識が遠のいたんだっけ。


今度こそちゃんと声を出して、誤解を
とこう。 そう思い、上半身だけ


起き上った。 あ・・、れ?


僕は半袖Yシャツの夏服ではなく、部屋の
調度品と同じ真っ白の長袖を着ていた。


え、え。 ここは、保健室じゃないのかな?
だ、としたら此処はどこだ。
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