言ノ葉。
なんだ今日は、厄日?
そう思わずにはいられない位、


僕の噂が僕自身の耳に入ってくる。
無論、悪いほうの噂だけど。


・・自分の悪い噂を好んで聞く人は
居ないだろうなと思いつつ、


机につっこんであった文庫本を出し、
読むことにした。


読書に集中して、文字の羅列を
懸命に追っていると。



キーンコーンカーンコーン・・と、
HR開始の鐘が鳴り響いた。


それと同時に、担任の先生が入ってきた。
出欠の確認や、連絡事項を伝えたりするんだろう。


< 4 / 26 >

この作品をシェア

pagetop