白狼が恋した天女
入学式の前にクラスに行く為に廊下を歩くと
「ちょっと君、その髪にカラコンは不良か」
眼鏡のいかにも学級委員風な男
周りは唖然としていた…
「貴方はこの近くではないの?私これでも有名なのよ」と答えたら眼鏡男は
「自意識過剰だろ?
確かに僕はこの付近には住んでいないが…不良だからだろ?」
確かに自意識過剰みたいに感じ
「ごめんなさいね?
この色は天然で、近所の人達は皆知っていたから。
近くの神社の娘で、ちょっと、有名な伝説と同じだから」
眼鏡男は気まずかったらしく
「言い掛かりつけてゴメンな?
俺2年に転校した
白上 剛(シラカミ ツヨシ)よろしく」
眼鏡男は先輩で
きちんと謝罪できる人だった
「白上先輩私の兄も白上先輩と同級なので、同じクラスだったらよろしくお願いします」
さっさと体育館に行った
名乗るのを忘れて…
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