ゆびきり

〜人ゴミに流されたって



何も得るものはない



どんなに憧れている人の真似しても



それは本当の自分じゃない



自分は誰かにはなれないから



自分をちゃんと見つめよ〜






詠士より










この詩を、あのとき、一瞬で書いてくれたんだ。






私は、詠士からみて、退屈な女だって見透かされたのかな…






この詩をみると、不安になる。






確かに、最近年相応にみられるように、大人っぽいメイクやファッションを勉強しているけど、似合ってないってことかな。







でも、詠士だって、男は大概メイクの濃い人と歩いているじゃない。







自分をしっかり持てていない。







それは、私が一番、自分で感じていることだ。







自分らしくって、
なんだろう…?









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