ゆびきり
三章 再会の約束
それから私は、本当に毎日のように、詠士の出店により、帰りに倫子の夜カフェへ寄ることが習慣になった。
夜カフェの名前は『リース』
由来は、客に詩人が多いため、言ノ葉を輪にする、そんなイメージでリースと名付けたらしい。
本当はバーを経営したかったらしいが、詠士たちがまだ未成年。お酒を扱う店では集まれない。そのため今は夜カフェで頑張っているらしい。
そして、真斗とも初めて会えた。詠士とは違い、私と同じで高校卒業後に真面目に会社務めをしてるらしい。
話していると、見た目はスーツを着せられてる若者、って感じで、幼さが抜けない雰囲気があった。
でも、とても気が利く、優しい人だ。
「でも、本当に珍しいよな。詠士が女をここに連れてくるなんてさ」
この日は、たまたま私一人で、先にリースに来ていた。
女の客が詠士の側に居るときは、いつもそうだった。
私が必要以上に一緒にいると、女が嫉妬し、危険だと言われた。
確かに、執着心の強い女も中にいる。
見てるだけで、なんとなく、性格がよめた。
夜カフェの名前は『リース』
由来は、客に詩人が多いため、言ノ葉を輪にする、そんなイメージでリースと名付けたらしい。
本当はバーを経営したかったらしいが、詠士たちがまだ未成年。お酒を扱う店では集まれない。そのため今は夜カフェで頑張っているらしい。
そして、真斗とも初めて会えた。詠士とは違い、私と同じで高校卒業後に真面目に会社務めをしてるらしい。
話していると、見た目はスーツを着せられてる若者、って感じで、幼さが抜けない雰囲気があった。
でも、とても気が利く、優しい人だ。
「でも、本当に珍しいよな。詠士が女をここに連れてくるなんてさ」
この日は、たまたま私一人で、先にリースに来ていた。
女の客が詠士の側に居るときは、いつもそうだった。
私が必要以上に一緒にいると、女が嫉妬し、危険だと言われた。
確かに、執着心の強い女も中にいる。
見てるだけで、なんとなく、性格がよめた。