君から目線。
時刻は、
お昼を過ぎたちょうど眠くなる頃。




イライラが始まったのは、
朝の8時ちょっと過ぎ。



「あっつぃ・・・」



その時の、朝を思い出す。



思い出すだけで、イライラはどうしようもないくらい、
増幅する。


目の前にあった、トランプを思い切り握りしめる。



「帰ろう…」


きっと、
このイライラは、




朝の出来事だけでなく。
クラー病の自分がなぜか、扇風機もないこの空間にいるのがいけないのだと考え直し。



カバンをもって、教室をでる。




トランプはそのままだ。








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