君から目線。


――――――――――・・・・



「…ん?」


玄関に向かう途中の階段で、
こんなに、暑いのに足を抱えて
うずくまっている男がいた。




「…」








こいつも、サボリかと思った。
自分と同じ行動している人を見ると、
なぜか、嬉しくなる。


なんだか、勝手に仲間が出来たみたいで
嬉しい気持になる。





「…」


少し、横目で彼をのぞく。




ちょっと、茶色っぽい髪の毛。
すこし、猫っ毛らしい。



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