君から目線。



階段が終わるまで、あと3段。



ふと、とまり。


自分の、髪の毛にふれ。
指を絡ませてみる。

生まれた頃からのストレート。
真っ黒い髪の毛。


彼とは、
全く正反対だなと
思う。




「染めたらどうなるんだろう?」


きっと、似合わないと思いながら。

一段降りる。


また、一段。


そして、
< 8 / 11 >

この作品をシェア

pagetop