君から目線。
また――――・・・





「振られたんです・・・」




ふと、後ろから声が聞こえて、
無意識に肩が大きく飛び跳ねる。



「…」



階段男の寝言かな?
と、思いながら降りようとする。


「振られたんです!!」



びっくりして、顔を後ろに向ける。


「……ぇっ?」




そこには、

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