保健室で禁断らぶ!?
学校にいて、ふいにすごく寂しくなる時がある。
感情を抑えきれずに、泣いてしまう。

泣きたくなくて、傷つける。


でも、どうしても回復しなくて、保健室へ行く。

「先生、休ませてください。」


『いいけど、なんかあった?泣きそうな顔してる。』


「何でもないです。」


ベッドに行こうとしたら、先生に腕を引っ張られ、袖をめくられた。

「やめてっ!」


『これでもなんでもないって言えるのか?こんなに自分を傷つけて。
なんで、こんなになるまで溜めておくんだ?吐き出せばいいだろう。』


「簡単に言わないで!私だって誰かに相談したりしたい。だけど、できない。性格が邪魔するの!だから、溜めとくしかないのっ!」

涙が溢れてきた。


『ごめん…。気持ち考えずに勝手な事ばっかり言って。
ただ、なんかあったら、俺を頼って欲しかった。だけど、一人無理して。イライラしたんだ…。

本当にごめん。』


先生はものすごく優しく涙をふいてくれた。


「もういいです。謝らないでください。こちらこそ心配してくれてるのに、相談できなくてごめんなさい…。」
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