保健室で禁断らぶ!?

「だから、何も知らないくせに知ったような事言わないでください！



元はといえば先生のせいなんだからっっ!!」

あー言ってしまった…


『それはどういうことだ？』


「先生がかっこいいから、私が保健室に行って、先生と仲良くしたら、先輩たちが嫉妬して嫌がらせをしてくるようになったんです。辛いけど、保健室に行けば、またひどくなるから行けなかった。だから、溜めるしかなかったの。誰かに頼りたかった。でも、誰もいなかったの。」

そして、私は崩れるように泣いた。


『そうか。俺のせいだったんだな…悪い。そんな状態になるまで気づいてやれなくて。今まで一人で辛かったよな。よく我慢したな。』


先生はそう言って、私を強く抱きしめた。


先生の体温が温かくて、安心してさらに泣いた。

先生は抱きしめながら、優しく頭を撫でてくれた。