同い年の恋人
少し嬉しくなった
こんなあたしでも『いい』って言ってくれる人が居るってことに・・・
「だから あたしの気持ちはそうだから 昴と二人になれるときとかは協力してよ」
「うん!任せなさい」
「約束よ」
「女の約束」
なんて可愛い指キリまでしたのだった
あたしはその晩 昴に電話を掛けた
もちろん ミナトとのことに協力できないって・・・
「あのさ 恋のキューピットは出来ないや」
「はぁ?今更?」
「だって・・・」
言えないや・・・