同い年の恋人



「あんたが言えないんだったらあたしが幹生くんに言おうか?」


「もういいんだって!あたしが居ないほうがバスケにも集中できるし
それにあたしは・・・幹生じゃない他の人とキスしたり身体をなめられ・・・」


「もういい 沙弥話さなくていいよ そんなこと忘れなさい」


せっかくおいしいはずのクレープはしょっぱい味に変わった




その夜だった


佳幸からの電話


「沙弥ちょっと出て来れないか?」


「無理!」


「話があるんだけど」


まさか るりたち?佳幸に言った?


「電話でしてくれないかな?」


「顔見て話したいことあるんだ」



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