同い年の恋人


今回は無視でいいや


なのに佳幸は


「幹生生きてたか?」


と 声を掛けた


「おう!お前は?」


久々の声だ


あたしは スーとすれ違った


「佳幸先に行くね」


と 幹生には何も振れなかった


目だけ確かにあったけど会話なし


すると 後ろから女の子たちが続いて入って来た


緑さんとあのいやな集団


幹生くんたちと一緒のようだ


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