同い年の恋人


あたしは声を上げて泣いた


どのくらいたったのだろうか


気がつくと 佳幸はあたしの前から居なくなって香織と二人きり


「どうして言わないの?あたしも沙弥が言わないから黙ってたんだけど」


「だって二人付き合ってるぽいじゃん
なのにこんなことわかったらまた二人が別れたりするじゃん そうなったら可哀相だし もういいんだって!めんどくさいの嫌なの!」


「バカだね」


「そうよバカでしょう ウフッ 笑っちゃう」


作り笑いしかできていない




「お前は大バカ者だ」


と 言いながら目の前に来たのは・・・


幹生


「どうして?」


「あたし先にみんなのことろに行ってるね」



あたしを残し香織までも去って行った









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