PLAY❤BОY~君が好き~
そうして直輝は頭を下げて
出て行った。



「美羽…来んの遅くなって
 ごめんな?」

「陸っ。」

「大丈夫か?」

「うん。」

「これからは…。」

「え?」

「俺が守ってやるから。」



陸…っ。



どうしてほんとに。



欲しい言葉をくれるの?



「うんっ。」



あ、そういえば。



「病院大丈夫なの?」

「無理言って抜け出した。
 だから1日伸びたけどな。」

「そうなの…?」

「でも大丈夫。
 美羽がいるから。」

「////」

「美羽…すんげぇ好き。」

「陸っ////」

「美羽は?」



そんなの…。



「好きに決まってるっ。」

「知ってる♪」

「なっ。」



ぎゅ



「離さねぇから。」

「んっ。」




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