PLAY❤BОY~君が好き~
俺は急いで上がった。



「愛子、ごめんっ。」

「りぃくん?」

「俺帰んなきゃいけないわ。」

「ぇっ。」

「わり。」



美羽…ぜってぇ泣いてる。



何やってんだ俺。



「待ってっ。」

「愛子…。」

「何で?
 一緒にいてよ…。」

「俺さ…っ!?」



え…。



「りぃくんっ。
 愛っ…愛!
 りぃくんが好きなのっ。」



キス…された。



「愛だけを見てっ。」



衝撃すぎて…。



愛子が…俺を?



「お願い…りぃくん。」

「俺…彼女いんだ。」

「ぇ…―――――――。」



ごめん愛子。



美羽より大切なものは
ねぇ。




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