噛んじゃった【BL】


「……また噛んだ!」


押し倒された勢いで、
またもや舌を噛んでしまった。


すでに涙目じゃないと思う。
多分すでに零れてしまっているだろう。


そんな俺を嬉しそうに眺め、

「舐めてやるよ」

そう言ってまた、
彼の舌が中に入ってきた。

ついでとばかりに、
手はそこら中を撫でまわす。



……わざと痛みを与えられ、
キツイけど、それだけじゃない。

キスも触られるのも好きだから。


少しだけなら我慢しよう。


そして俺は目を閉じた。


< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:10

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

サキヨミ。【BL】
8×8/著

総文字数/3,790

その他10ページ

表紙を見る
百もの、語り。
8×8/著

総文字数/84,872

ホラー・オカルト266ページ

表紙を見る
法螺吹きテラー
8×8/著

総文字数/34,275

ホラー・オカルト95ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop