わんことにゃんこの愛し方




修司兄ちゃんが、ふいに私の右手をつかんだ。

そのまま引き寄せられて、修司兄ちゃんのもう一方の手で後頭部を支えられる。


なに、なに!?

なんでこんなに近いの!?


修司兄ちゃんは私に艶やかな笑みを浮かべてから、

そっと、私の耳元に唇を寄せた。



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