わんことにゃんこの愛し方
はっ!!もしかして…
とある考えに行き着き、私は思わず頭を抱える。
「…そっか、この子、私のこと男子だと勘違いしたんだ。」
男顔だけど、私は同性を好きになるような趣味はない。
可哀想だけど、勘違いの早とちりガール(?)にごめんね、と小さく呟いた。
うーん、私ってば罪な女だ。
……でも、あれ?
今思ったけど、ここ私服校じゃないじゃん。
きっちり制服着てるし……
ってことはやっぱりイジメ!?
悶々と考えていたその時、ぽんっと後ろから肩を叩かれた。