わんことにゃんこの愛し方



「はぁ〜!?奏!?犬飼奏!?お前が!?嘘だろマジかよ…」

軽く自己紹介したら、謙斗くんは一瞬固まった。

それから前半叫ぶみたいに、後半項垂れるみたいに言った謙斗くんは、


でもすぐに昔よく見たキラキラスマイルを浮かべてくれる。


「そっかー、でかくなったなー。久しぶりな。」


俺よりちょっと低いから、腕を上げて頭をわしゃわしゃ撫でてくれる。

懐かしい優しい温度。


俺の兄ちゃんとは大違い!!



< 81 / 295 >

この作品をシェア

pagetop