わんことにゃんこの愛し方
「はぁ〜!?奏!?犬飼奏!?お前が!?嘘だろマジかよ…」
軽く自己紹介したら、謙斗くんは一瞬固まった。
それから前半叫ぶみたいに、後半項垂れるみたいに言った謙斗くんは、
でもすぐに昔よく見たキラキラスマイルを浮かべてくれる。
「そっかー、でかくなったなー。久しぶりな。」
俺よりちょっと低いから、腕を上げて頭をわしゃわしゃ撫でてくれる。
懐かしい優しい温度。
俺の兄ちゃんとは大違い!!