君と見たこの蒼い蒼空
第1章 藍色
恋藍 〜こいあい〜
「紫音!」
いきなり名前を呼ばれ、我に帰る。
これが、私の日課。
私は、帰りに教室の窓から見える、蒼空を眺めてから帰る。
でも、ついつい自分の世界に入り込んでしまって、和津に呼ばれる日々。
今日もそう。
「あっ、和津!ちょっと待ってね?」
和津。
蒼空と同じくらい好き。
ずっと見つめていたい。
私達は、1年くらい前に付き合いだした、クラス公認カップル。
「紫音は、のれぇんだよなぁ」
「うるさいなぁ」
和津は口が悪い。
「でも、そこが可愛いんだけどなっ」
なのに、優しい。
そんな和津が大好きだった。
「恥ずかしいじゃん!」
バックに荷物を積めながら私は、和津に叫ぶ。
いきなり名前を呼ばれ、我に帰る。
これが、私の日課。
私は、帰りに教室の窓から見える、蒼空を眺めてから帰る。
でも、ついつい自分の世界に入り込んでしまって、和津に呼ばれる日々。
今日もそう。
「あっ、和津!ちょっと待ってね?」
和津。
蒼空と同じくらい好き。
ずっと見つめていたい。
私達は、1年くらい前に付き合いだした、クラス公認カップル。
「紫音は、のれぇんだよなぁ」
「うるさいなぁ」
和津は口が悪い。
「でも、そこが可愛いんだけどなっ」
なのに、優しい。
そんな和津が大好きだった。
「恥ずかしいじゃん!」
バックに荷物を積めながら私は、和津に叫ぶ。