レイン
僕はころがった傘を拾って丁寧にとじた。雨がかかるが、それ以上にイラついていたので気にならない。

彼は変な物を見るかのような目をむけてきている。


    バシッ

    バシッ

    バシッ
            「やっやめっろ!!」

傘で三連打彼をこらしめた。

「人が親切にやってあげた事を同情とかいうな青二才が!!!」

「俺は怪我人だぞ!」



・・・あ そういえばそうでしたね。

すっかり忘れていた。



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