センパイ
教室に入るとほとんどみんな揃っていた。


『あ、神崎さん?』



後ろから声。

後ろを振り向くと佐々木さんがいた。


「あ、佐々木さん。同じクラスで良かったね♪」


『うん。安心した。しかも席も近いし同じ班だよっ!』


佐々木さんはラッキーな知らせをくれた。


「ホント!?嬉しいぃ!これからよろしくね!」



『うん。思ったんだけどさん付けやめない?これから蘭子って呼ばせてもらうね♪』


「うん!よろしくね麗奈!」


『んじゃ、席つこうか』


と、麗奈はニコニコしながら席についた。


可愛いぃ。


友達できて良かった!


ニヤニヤしながら先生が来るのを待っていた。



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