センパイ
「ちょっ、麗奈痛いってばぁ。」


『ごめんごめん。』


『あの。俺の存在忘れてない?』


センパイがうるうるした目で言った。



ドキュン!


子犬の目!


可愛い!


「忘れてましたね。てかセンパイ。もう一人の方は?」


『遅刻みたい。もうすぐ来ると思うよ。』


誰だろう。と思いながらもう一人の人を待っていた。


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