センパイ
〔カタカタカタカタ〕
と私達の乗ったコースターが登り始めた。



「こ、怖い…。」


登ってるだけでも怖くなってきた。


『大丈夫。俺が手握ってあげるから。』



とセンパイが私の手をギュッと握ってくれた。



コースターは一番てっぺんまできて一瞬にして下に落ちた。



「こ、怖かった…。」


私はヘナヘナとなった。



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