砂漠に堕ちた天使 番外編
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ファラウラとセリナの努力にもかかわらず、日は刻一刻と過ぎてしまう。
ジャダハールとこの国の距離がどのくらいあるのか聞いたところ、馬で2日はかかると聞いた。
往復4日かかるのだ。
すでに4日が過ぎようとしている。
使いの者がジャダハールに行ったとしても、お兄様は来るのは難しい……。
莉世はあきらめかけていた。
そんな時、ファラウラが慌てたように部屋に入ってきた。
「何を慌てているの?」
莉世は憂鬱な気分で聞く。
「あさって、賓客の為に宴が開かれると言うの それで、ハサート王子の花嫁も披露しようと言う話が団長にきたのよ」
団長は莉世の父親のような役目になっている。
「また踊らなくてはならないの?」
「ええ、でもね、聞いて驚かないで?賓客と言うのがジャダハール国の大臣だと言う話なの」
ファラウラとセリナの努力にもかかわらず、日は刻一刻と過ぎてしまう。
ジャダハールとこの国の距離がどのくらいあるのか聞いたところ、馬で2日はかかると聞いた。
往復4日かかるのだ。
すでに4日が過ぎようとしている。
使いの者がジャダハールに行ったとしても、お兄様は来るのは難しい……。
莉世はあきらめかけていた。
そんな時、ファラウラが慌てたように部屋に入ってきた。
「何を慌てているの?」
莉世は憂鬱な気分で聞く。
「あさって、賓客の為に宴が開かれると言うの それで、ハサート王子の花嫁も披露しようと言う話が団長にきたのよ」
団長は莉世の父親のような役目になっている。
「また踊らなくてはならないの?」
「ええ、でもね、聞いて驚かないで?賓客と言うのがジャダハール国の大臣だと言う話なの」