月の欠片
私は疲れていたのか、ぐっすり眠ることが出来た。
目が覚めて、時計を見ると4時間ほどしか眠っていなかったけど…
隣で寝息をたてて眠る洸太に安心感を抱いた。
(好きな人が傍にいてくれるっていいな…)
そんな事を考えていた。
洸太の寝顔を眺めながら、
洸太と一緒にいたら…って想像を膨らませたりした。
『…ん?リカ…?おはよう』
寝惚けながら洸太が目を覚ました。
『おはよ』
私はチュッと軽いキスをした。
洸太はニコーって嬉しそうに笑った。