黒百合の呪い
「そこまで」
ラキの声が建物の中に響いた
「入試試験の結果は合格です」
翳していた手をおろす
するとビャキが起き上がった
「お前何者だ」
『さぁね
それより私合格したから』
「そうか,教室に行くぞ」
歩きだしたビャキを慌てて追いかけた
歩きだして数分
「ここだ」
そういいビャキが止まった
「一緒に入るぞ」
そう言ったときには教室のドアを開けていた
早すぎないか?
そう疑問を抱えながら私は教室の中に入った