黒百合の呪い


「どこにいく」


低いラウの声が聞えた



私の足は必然的に止まる



『何処って,教室に戻るの』




再び歩き出そうとするとなぜかラウもついてきた



『なんでついてくるの』


「あぁ?別にいいだろ」



ラウの後ろからはルウとシャイドもついてきた






教室に入った瞬間集まる視線



特に女子からは睨みのような視線




めんどくさい・・・


こいつ等の他にも,カッコイイ奴はたくさん居る中で,こいつ等はずば抜けてカッコイイ




私は突き刺さる視線を無視して席に座る




そのまま腕で顔を隠すようにして突っ伏して寝た




< 15 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop