黒百合の呪い
「どこにいく」
低いラウの声が聞えた
私の足は必然的に止まる
『何処って,教室に戻るの』
再び歩き出そうとするとなぜかラウもついてきた
『なんでついてくるの』
「あぁ?別にいいだろ」
ラウの後ろからはルウとシャイドもついてきた
教室に入った瞬間集まる視線
特に女子からは睨みのような視線
めんどくさい・・・
こいつ等の他にも,カッコイイ奴はたくさん居る中で,こいつ等はずば抜けてカッコイイ
私は突き刺さる視線を無視して席に座る
そのまま腕で顔を隠すようにして突っ伏して寝た