【短編】保健医の憂鬱
~♪
日曜の朝
携帯が私を呼んだ
着信はロッキーではなく
ディスティニーチャイルド
誰だ?
時計は10時半を回ったところだった
「はい?」
『あ、俺。』
「誰よ?
オレオレ詐欺なら通じないわよ。」
ヤニ焼けした声に
電話の向こうの声が笑った
『俺だよ。小松原。』
「なによ。
なんかよう?」
『今日暇?』
「今週は私完全にOFFなの。
どこにも行かないし
何もしないわよ。」
『ハハっ。
長瀬の言ったとおりだな。』
「は?」
長瀬という言葉に
思わず起き上がった
日曜の朝
携帯が私を呼んだ
着信はロッキーではなく
ディスティニーチャイルド
誰だ?
時計は10時半を回ったところだった
「はい?」
『あ、俺。』
「誰よ?
オレオレ詐欺なら通じないわよ。」
ヤニ焼けした声に
電話の向こうの声が笑った
『俺だよ。小松原。』
「なによ。
なんかよう?」
『今日暇?』
「今週は私完全にOFFなの。
どこにも行かないし
何もしないわよ。」
『ハハっ。
長瀬の言ったとおりだな。』
「は?」
長瀬という言葉に
思わず起き上がった