龍とわたしと裏庭で③【黒魔術編】
圭吾さんが手を開くと、中には黒い紙人形のような物があった。
「何それ?」
「何かの呪術道具みたいだな。この辺の人間が使うのとは全く異質だけど」
「わたしを見つけたって言ってた。捕まえるって」
「志鶴狙いってことか……」
いったい誰が?
怖くなってブルッと震えると、圭吾さんはわたしを抱きしめた。
「そんな事は僕がさせないよ」
「うん」
だいじょうぶ
圭吾さんさえいれば怖くない
「ところで志鶴」
「なぁに?」
「今ので漏らしてなければトイレの前までつき合うけど?」
「失礼ね。漏らしてないわよっ!」
でも、トイレはつき合って
「何それ?」
「何かの呪術道具みたいだな。この辺の人間が使うのとは全く異質だけど」
「わたしを見つけたって言ってた。捕まえるって」
「志鶴狙いってことか……」
いったい誰が?
怖くなってブルッと震えると、圭吾さんはわたしを抱きしめた。
「そんな事は僕がさせないよ」
「うん」
だいじょうぶ
圭吾さんさえいれば怖くない
「ところで志鶴」
「なぁに?」
「今ので漏らしてなければトイレの前までつき合うけど?」
「失礼ね。漏らしてないわよっ!」
でも、トイレはつき合って