龍とわたしと裏庭で③【黒魔術編】
「ねぇ悟くん、そのブレスレット何?」
圭吾さんが出かけた後、悟くんにきいてみた。
「羽竜の地所で採れる石だよ。僕らの力は土地に根差しているからね、よそに来ると力が弱まるんだ。でも、これをつけてるとかなりマシになる。兄貴はよその土地に出かけることが多いから、いくつか作らせたみたいだね」
へぇ
「まぁ何にしろ圭吾に任せときゃ心配いらないよ」
「うん」
「さてと、これから何したい?」
「ちょっと荷造りしたいの。ここを出るときはずっとあの家に住むとは思わなかったから」
「OK 手伝うよ」
キッチンからなっちゃんと航太が戻って来た。
「しーちゃん、わたしここで勉強していい?」
なっちゃんが言う。
「どうぞ」
なっちゃんはカバンを取りに家に戻った。
「君のお姉さんってマイペースだね」
悟くんが航太に言う。
「ああ、いいだけ天然だよ」
航太は苦笑いを浮かべた。
「しーも天然だけどな。おまけにガキだし」
「誰がガキよっ!」
「彼氏にだまされんなよ」
「しづ姫じゃ圭吾には歯が立たないよ」
悟くんが肩をすくめた。
「だろうな……」
そこで意気投合なのっ?
圭吾さんが出かけた後、悟くんにきいてみた。
「羽竜の地所で採れる石だよ。僕らの力は土地に根差しているからね、よそに来ると力が弱まるんだ。でも、これをつけてるとかなりマシになる。兄貴はよその土地に出かけることが多いから、いくつか作らせたみたいだね」
へぇ
「まぁ何にしろ圭吾に任せときゃ心配いらないよ」
「うん」
「さてと、これから何したい?」
「ちょっと荷造りしたいの。ここを出るときはずっとあの家に住むとは思わなかったから」
「OK 手伝うよ」
キッチンからなっちゃんと航太が戻って来た。
「しーちゃん、わたしここで勉強していい?」
なっちゃんが言う。
「どうぞ」
なっちゃんはカバンを取りに家に戻った。
「君のお姉さんってマイペースだね」
悟くんが航太に言う。
「ああ、いいだけ天然だよ」
航太は苦笑いを浮かべた。
「しーも天然だけどな。おまけにガキだし」
「誰がガキよっ!」
「彼氏にだまされんなよ」
「しづ姫じゃ圭吾には歯が立たないよ」
悟くんが肩をすくめた。
「だろうな……」
そこで意気投合なのっ?