魔法と恋と説明書
☆:友達
日をさかのぼって4月
見事に坂倉学園に合格し、入学式を迎えた。
友達できるかな・・・。
そんなことしか頭になかった。
校長の挨拶が終わり長い入学式に終止符が打たれた。
クラス表を貰い、自分の教室え重い足を運ぶ。
不安、緊張
そんないろいろな感情を抱えながら・・・
_______________________
教室はシーンとしている。
みんな先生を待っているのだろう。
≪トントン≫
後ろから肩を叩かれた。
「・・・・」
黙って後ろを振り返る。
「おはよう!」
「あ、お・・はよう」
可愛い女の子だった。
「私、佐藤利香。よろしくね?さくらちゃん」
お前・・
なぜ私の名前を知っている。
時代劇風に心の中で呟いてみた。
「はい。・・あのー名前・・」
「あ、そうそう!コレ」
ん?
彼女の手を見ると私のハンカチ。
「え・・あれ?」
確認してみる。
「な・・い」
「でしょ?どーぞ」
にっこり笑って渡してくれた。
いい子だな~
「ね、さくらちゃん」
利香さんは言う。
「なんですか?」
「同い年だしさ、敬語やめてよ」
そっか・・同い年か。
「はいっ・・あ、うん!!」
私の一番初めの友達だった。
日をさかのぼって4月
見事に坂倉学園に合格し、入学式を迎えた。
友達できるかな・・・。
そんなことしか頭になかった。
校長の挨拶が終わり長い入学式に終止符が打たれた。
クラス表を貰い、自分の教室え重い足を運ぶ。
不安、緊張
そんないろいろな感情を抱えながら・・・
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教室はシーンとしている。
みんな先生を待っているのだろう。
≪トントン≫
後ろから肩を叩かれた。
「・・・・」
黙って後ろを振り返る。
「おはよう!」
「あ、お・・はよう」
可愛い女の子だった。
「私、佐藤利香。よろしくね?さくらちゃん」
お前・・
なぜ私の名前を知っている。
時代劇風に心の中で呟いてみた。
「はい。・・あのー名前・・」
「あ、そうそう!コレ」
ん?
彼女の手を見ると私のハンカチ。
「え・・あれ?」
確認してみる。
「な・・い」
「でしょ?どーぞ」
にっこり笑って渡してくれた。
いい子だな~
「ね、さくらちゃん」
利香さんは言う。
「なんですか?」
「同い年だしさ、敬語やめてよ」
そっか・・同い年か。
「はいっ・・あ、うん!!」
私の一番初めの友達だった。