【短編】大事なのはどっち!?
晴に彼女がいるのか、とかも分からなかったし
私はこれからどうやってもっと仲良くなれるのかなどと悩み、考えていた。
そんなある日、岳くんに1枚のメモを渡された。
「岳くん、なにコレ?」
「まりあちゃんに渡して欲しいって頼まれたんだよね~」
岳くんはニヤニヤしながら、メモを開くように言った。
そこには、携帯番号とメールアドレス。
名前はない。
「え?・・・誰から?」
「晴先輩だよ。よくここに来てるから、まりあちゃんも知ってるだろ?」
「え!?本当?」
私は嬉しさがおもいっきり顔に出ていた。