【短編】大事なのはどっち!?
「晴先輩がさ~、
まりあちゃんと仲良くなりたいから俺に頼んできたんだよ
いつも周りに先輩の友達とかいるから、気まずくてなかなか連絡先聞いたり出来ないってさ」
「///////」
顔が赤くなり、晴のことを考えると胸がキュンとなった。
「その顔見たら、まりあちゃんも同じ気持ちみたいだね~
晴先輩、すっげーいい人だからオススメだよ~♪」
岳くんは、連絡してあげてねというと去って行った。
ありがとう、岳くん!!
私はその日の内に晴にメールをした。
それから、晴との距離は急速に縮まった。
メールのやりとりや、時には電話をしたり・・・
そして二人で何回か会って遊びに行ったりした。