アクマの掟

「だ・・・誰ですか?」

恐る恐る聞いてみる。

でも
そう言った後、
私は大きな後悔に襲われた。

たぶん
いや、きっと
この人が助けてくれたんだ――――。


「は?覚えてねぇの?」

なんだこいつ、
とでも言うように嫌みたらしく私を見る。


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