レンタル彼氏
「はい、お待たせいたしました!」
「ん、ありがとう・・・」
・・・。
先輩、元気ない。
「先輩・・・元気ないですね・・・。」
「あぁ、最近寝てないんだ」
「何でですか?」
あ、しつこいと思われちゃったかな・・・?
「ふられたんだ」
小さく呟いた
「彼女さんにですか?」
耳をよく壊してきく、
かすかな声も
「あぁ。」
ニコッッ
「私のオリジナルブレンドで元気だしてくださいね♪」
「ありがと。佐奈ちゃん」
きゃー///
やばい。
あ、アドレスきけばよかったのにィィィィィ―――――
あの、ノリチャンスだったのに。
ま、いいや。
私は、ゴミを捨てに外にでた。
胸がキュンキュンする。
「あきひと・・・・」