あたしの居場所



「奈緒、早く寝なさい」


「はーい」


布団に潜る


明日も嫌な1日が始まる


学校に行けばみんな近寄らない


あたしはまるでそこに居ないかのように


それでもあたしはいい子を演じた


お母さんと智城のために


あたしが泣いたら2人が心配するから


何があっても2人の前では泣かない


嘘があたしを作り出していた







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